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about Patchwork cafe

生きづらさや不器用さを持ちながらも日々の暮らしを創作実験して生きているパッチワークな人生を歩むNaoさんが、 暮らしの創作(衣食住の自給・伝統文化をつなぐ・自然と豊かな暮らし)をキーワードに今ここにあるヒト・モノ・コトを掛け合わせて何ができるか創作実験する企画。 十人十色生き方は違っていい。掃除・洗濯・料理・アート・音楽・畑しごとなど、あらゆるものを創作表現ととらえて、物質では得られない心の豊かな暮らしをつくる場。 新たな取り組みに一歩踏み出したいとき不安で一人では一歩踏み出せない。そんなとき、一緒にコラボ企画を立てて、自らの創造性(表現)を活かして生きる力(生計を立てつつ、 お客様も自分も社会もハッピーになる)や仕組みをつくる方法を編み出すために、コラボ企画をつくり、ともに創作実験して学ぶ場である。

代表者の写真です

Nao

1994年、桑沢デザイン研究所空間デザイン科卒。2009年英国University of Derbyアートセラピー(芸術療法)学科 修士号取得。90年代~20年間、日本と英国の精神医療福祉現場にてアートセラピーによる治療及びアトリエ活動を実施している。


1993年~7年間、在日外国人向け医療相談業務に従事。そこで言語で対応できない心のケアの大切さを実感し、非言語で心を癒すアートセラピーを学び始める。精神科病院でアトリエを創った先駆者安彦講平氏との出会いをきっかけに、医療福祉でのアート活動やアートセラピーを学ぶ場にて様々な手法を学ぶ。埼玉県立猿島厚生病院とこうじや生活支援センターにて精神障がい者対象の人生初アート教室を開く。


2001年渡英。国立病院アートセラピー科とホスピスにてアート支援ボランティア。 2007年~Green Health Partnership(自然公園を管理する就労施設)で自然環境をつかった「森林アートセラピー」をつくる(2008年、日本森林学会にて発表)。


帰国後、2008年~精神病院関連施設にてアートセラピーを本格的に実施する。同時に、地域住民と障がい者の共同制作「つながるアートプロジェクト」にて、倉庫を改装して、「アトリエここあ」(表現活動を主体とする自立訓練事業所)をつくる。 2013年に長野県移住。2015年~社会福祉法人にて「つなぐたゆたうアート展」企画運営に携わり、アトリエ「オホホ工房」開設。知的障がい者対象福祉施設にアートワークショップ・アトリエ活動を実施する。


2020年2月~多様な人が交わり自由表現できる居場所として「アトリエももも」を鈴木真知子氏とともに立ち上げる。現在、高齢者介護施設のデイケア、親子アトリエ「はなうた」、コミュニティーで「くらしのアート」など、様々な形で、アートセラピーやアトリエ活動を展開中。2020年~アートセラピー勉強会を始める。


出版物: 「森林療法あらかると」(共著)、「新しい芸術療法の流れ」(共著) 「アートミーツケア学会誌vol.2」にて事例報告「つながるアートプロジェクト~つくる・つながる・生きる力を育むアートの地域支援活動~」を掲載(2008年)